働く理由は◯◯?

ひとつの著書に出会うことで、人生が180度変わるほどの影響を受けることもある、自身の思想や哲学すら変えてしまうほど、運命的な出会いがあるかもしれない、逆にまったく価値を感じないこともあります。当たりもあれば、外すときもある。

しかし、本との出会いは、人との出会いと同じです。本との相性も、影響度も、感想も人それぞれで違いますし、良書と感じるかどうかもそれぞれ違う。対人関係と同じです。本は自分の感性で探すものだと思うのです。

今回紹介するのがこちら ↓

童貞の勝算・川瀬智広著

どうですか、この下品なタイトル。ある理由から読んでおく必要性が出て、アマゾンで購入しましたが、、、なんの理由もなければ絶対に手に取ることはない本です。

私は本を選ぶときに、先ずタイトルで選びます。インパクトというよりは、タイトルの品性を重要視します。自宅の本棚にならべるに相応しいかどうかを基準に考えます。

歴史関係の本が多かったり、政治や経済、美術系、またはアニメ類が多いなど、本棚に並んでいる本のジャンルをみると、その人の基礎となる思想や価値観など、ほぼ正確に分かりますよね。

次に目次を開き、知りたい内容に沿うものか、興味を惹く項目があるかどうかで選びます。

本書の目次ですが、私はもうこの時点でテンション下がりまくりです。

モテたいなら働け!」ん?

働く理由?モテるために決まってんだろ!」ええーっ?

働く理由ってそこ?

この本自体がモテない、彼女がいない日本男児の指南書となっているのでまあいいのですが。しかしアマゾンレビューの高評価がなんと多いことか。

日本には、そんなにいるのかモテない君

本題に移ります。

著者の川瀬氏が立ち上げた「男を磨く恋活・婚活学校 BRIGHT FOR MEN」

本書の中には30回近く、約9ページに1回という頻度で、この「BRIGHT FOR MEN」というくだりが出てきます。

刷り込みかと思うほどです。途中で心が折れそうになりながらも読み進めていき、やっと最終章です。

しかし第6章の最後、ステップ1、ステップ2、ステップ3、と読み進めていくうちに、???

目次でも確かに、第6章の最後に【理想の彼女をつくる7ステップ】を踏め!とありますが、いくら読み返しても「ステップ5」までしかないのです。

ステップ6「これにについては、最後のあとがきをお読みください」とある。

そしてステップ7「こちらも最後のあとがきで」となっている。

あとがきで更に話が展開するというのだろうか?一抹の不安を感じながら、私はあとがきのページをそろりとめくる。

そこで目にしたものは、、、「ここに僕のLINEのQRコードを貼っておきます。」という文章とQRコードがしっかり印刷されていました。LINE友達に登録後、ステップ6とステップ7の書下ろし原稿をプレゼントします。というわけですね。

あとがきによると、このステップ6とステップ7の原稿は次回作として出す予定だった。らしいのです。最後の最後で著者の川瀬氏は、次回作に回さず今回の読者さんにLINEでプレゼントをするという選択をしました。

「だって、僕はあなたを変えると約束したわけですし、あなたの幸せを後回しにすることは、やっぱり違うって思ったからです。」なるほど、、、さすがカッコいいこと言いますね!まったく響かない。

何故、心に響かないのか?

本の制作から出版までの流れはこうです。

①企画 → ②原稿作成 → ③デザインレイアウト → ④校正・校閲 → ⑤印刷・製本 → ⑥流通

④の校正と校閲は初校、二校、三校と訂正とチェックを繰り返します。

つまり、当初次回作になる予定だったのなら、目次は「理想の彼女をつくる5ステップ」となっているはず。目次に「7ステップ」とある時点で、次回作に回すつもりはなかったのは確かです。

次に、ステップ6とステップ7を書いていなかったのなら、何故未完成の本を出荷したのか?ステップ6とステップ7を書き上げていたのなら、それを本書には載せず、LINEのQRコードを印刷し出荷したのは何故か?

②の原稿作成から⑤の印刷・製本に入るまでに、時間は十分にあったはず。特に④の校正などは時間をかけて何度もチェックするものです。

著者が言うように、最後の最後に「あなたの幸せを後回しにすることは違う」と、考えを変えたというのが真実ならば、そういった言葉やQRコードを本書に加えるより、ステップ6、7を加えるべき。

ときに製本を終えた時点で考えや状況が変化する場合もありますが、このような後からの変更は緊急を要することです。

販売に間に合う場合には、考えが変わった旨の説明やLINEのQRコードなどを記した用紙を挟み込むなどの対策がとられるはずではないか。

だが、LINEのQRコードもきちんと印刷し、製本に間に合っている。つまり結構はやい段階で、LINEへ誘導し、「BRIGHT FOR MEN」の会員獲得へ繋げようという意図があったのではないか。と思ってしまうのです。

そして、あとがきは「今日から、僕らは仲間です。戦友のあなたに会える日を、本当に心から楽しみにしています。」と締め括られていた。

やっぱり婚活学校の勧誘だ、、、

結局わたしは、本代1400円+税を払って、最後の最後が分からずじまい。

やっぱり本は自分のセンスで選ぶべきだということですね。

JEM

投稿者: 【公式】秘書の品格-クラブアッシュヴァリエ-

大阪日本橋にある『秘書の品格-クラブアッシュヴァリエ-』です。

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