数値愛好家

統計と数値のマジック

新型コロナウイルスの感染確認者数の速報が、今では日常的に発表されています。「〇日連続で〇〇〇人超え」や「〇〇〇人を上回るのは〇日ぶり」という見出しもよく見ます。私も、今日の感染者数は何人だったのか気になり、ついついニュース番組やウェブサイトを確認してしまいます。

ただ、速報の数字だけで一喜一憂する必要はありません。

みなさんもとっくにお気づきだと思いますが、感染確認者数は月曜日に少なく、木曜日に多くなる傾向にあります。曜日によってかなり異なりますよね。

実際、ウイルスは曜日に関係なく感染するので、曜日ごとの傾向は人的要因によります。週末は医療機関が休みで検査数が少なく、その結果が報告される週明けに感染確認者数が少なくなるのです。

統計や数字に出ているからと、グラフの表面上だけを見て騙されることがないよう注意したいものです。

Photo by Lukas on Pexels.com

みなさんの企業や職場でのデータ分析はどうでしょうか

会議の場で、パソコンから拾い集めたデータを提示し、いかにも企画力があるように提案する人、どの会社にも一人はいるものです。

幹部の方々も、このような数字の報告を鵜呑みにして信じきっている。

しかし、そういう人の企画に限って、結果を出せてないのではないでしょうか?

データを活かして成果を出したいと考える場合、ネットや身の回りで手に入るデータをかき集め、エクセルを使いグラフや表などにする。「この結果から何が見えのるか」と眺めている。そう、見ているだけ。

多くの人はデータの中に答えがあるという前提で「どうすれば、資料としてのデータから情報を引き出せるか」という考えに行きがちですが、はっきり言ってしまうと「データの中に答えなんかない」とは、専門家の人がよく使う言葉ですよね。

もちろん、統計や分析は大切ですが、数字だけに偏った分析は単なる計算処理です。当たり前の数値をはじき出します。この数字を誰もが考えそうな視点で眺めたところで、誰もが知っている結果になるのも当然のことですね。

Photo by Lukas on Pexels.com

まず、何を知りたいのか。それを知って「何をしたいのか」そのためには、どんなデータがいるのかを具体的に考えることが必要です。

そもそも、目的や問題に対してデータを活用するには、「気づき、洞察力、想像力や感性」といったセンスを伴う思考力に拠るところが大きい。

そして、そういったセンスがあれば、数値やデータとにらめっこをせずとも、先が見えてくるものです。

数値マニアの皆さん、数値データがあなたに答えを持ってきてくれることはありません。先ずは椅子から立ち上がり現場を見てください。目的や問題に対する答えは、データの中ではなく「現場に隠れています

その答え、あなたには見えますか?

JEM

投稿者: 【公式】秘書の品格-クラブアッシュヴァリエ-

大阪日本橋にある『秘書の品格-クラブアッシュヴァリエ-』です。

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